腰痛・生理痛・尿漏れなどヒールによるカラダの不調
- 2014年05月30日
- ブログ
多くの女性にとって欠かせないであろうヒールなどの踵の高い靴やパンプス。
当院へいらしている女性患者さん達も、仕事やプライベートなど日頃からハイヒールやパンプスを履くことも結構あるそうです。
足を長くキレイに見せてくれることや仕事柄どうしても履かなければならない事情があるとおっしゃっている方もいましたが、姿勢が悪くなる事や膝・腰などにも負担が掛かるといった、ヒールや踵の高い靴による弊害を感じている方も多いのではないでしょうか。
日頃からハイヒールなど踵の高い靴を常用して履いていると、骨盤が歪み、妊娠・出産期に腰痛などに苦労するリスクが高く、状態によっては重度の生理痛や尿漏れなどの引き金になりかねません。
現在では例え若い女性であっても、ハイヒールや踵の高い靴の履き過ぎが原因で腰痛や生理痛を引き起こしている方が増えていると言われています。
「ハイヒールや踵の高い靴は履かない…」
そう決めていただければ簡単ですが、そうも言っていられませんよね。
そこで今回は”ハイヒールや踵の高い靴を履く女性に注意していただきたい2つのことをお話したいと思います。
姿勢よく立つ事が出来ていますか?
立つ・歩く動作の時、踵が高くよりつま先側に荷重が偏ると、腰の反り具合がとても強くなります。
立位姿勢の場合、女性の骨盤はある程度は前傾しているものですが、踵が高かったり、つま先側に荷重が偏ってしまうと骨盤の前傾が増大します。
骨盤が前傾すると腰の筋肉や関節に過度の負担が掛かり腰痛を感じるようになります。
背骨は横から見るとSの字になっていて、腰の反りが強ければその分、猫背のように肩を前に出してバランスを保って立つ事になります。
姿勢が悪くなるという事ですね。
反り腰を放置してしまうと、妊娠・出産期に高い確率で腰痛を引き起こし骨盤を形成する骨盤底筋が低下し,重度の生理痛や尿漏れを引き起こすと言われています。
日頃からハイヒールや踵の高い靴を履く方は、反り腰を放置しない事が大切です。
定期的に骨盤矯正をしたり、入浴時・入浴後などにマッサージをしたりとカラダのメンテナンスを怠らないようにしてください。
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内股やO脚になっている方も注意が必要です。
ハイヒールや踵の高い靴を履いている時はもちろんですが、履いていない時でも意識的につま先を正面に向けることです。すると、骨盤の前傾を軽減し姿勢よく歩くけるはずです。
また、東洋医学でいう”丹田”ちょうどおへその下辺りを意識的に数センチ引っ込めるようなイメージで、力を入れて歩くと腰の筋肉の緊張が弛緩され、骨盤底筋の活性化にも繋がります。
お腹に力を込めて、つま先を正面に向けて歩くと意識する事が大切です。
日頃からハイヒールや踵の高い靴を多く履いていると、実はカラダに大きな負担を掛け続けることになります。
しかし、一方でハイヒールや踵の高い靴を履かなければならない事情がある女性も多くいます。
そういった方は、なるべく負担の少ない踵が低くめの靴を選んだり、負担がかかっているということを自覚して、カラダのメンテナンスを行うなど、ハイヒールや踵の高い靴と上手な付き合い方を心掛けてください。
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あなたの参考になれば幸いです。
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