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「マッサージは強ければ強いほど効く?」それ、ホント?!
肩こりや腰痛…疲れがたまると、マッサージを受けたくなりますよね。

でも、マッサージの後に 「なんだか余計にコリがひどくなった…」 「かえってダルくなってしまった…」なんて経験、ありませんか?
実は、当院にいらっしゃる方の中にも、「マッサージを受けるとかえって体がつらくなる」という方が結構いるんです。
その原因の、マッサージの力が強すぎる、時間が長すぎる ことが関係しているかもしれません。
強いマッサージほど効くってホント?!
「痛いのは悪いところだから、ほぐれるまで我慢しなきゃ…」 そう思って、グイグイ押されるのを耐えたこと、ありませんか?
でも、強いマッサージほど効果が高いとは限らないんです。
なぜかというと…
- 強すぎる刺激や痛みは、体の防衛反応を引き起こしてしまう
- 筋肉が反射的に緊張してしまい、リラックスできなくなる
つまり、ほぐれるどころか逆にコリが悪化してしまうこともあります。
強くて長いマッサージは癖になる?!
これは、「脳の快楽システム」と 「体の防衛反応」が関係しています。

なぜ強いマッサージが癖になるの?
- 脳が「痛み」を「快感」に変えてしまう
-
痛い刺激を受けると、体はそれを和らげるために エンドルフィン(脳内麻薬)を分泌します。
このエンドルフィンが、一時的に「気持ちいい」と感じさせるので、強いマッサージを受けるとクセになりやすいんです。
- 一時的にほぐれたように感じる
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強いマッサージを受けると、筋肉がダメージを受けて炎症反応が起きることがあります。
この炎症によって感覚が鈍くなり、「ほぐれた感じ」がするけど実はダメージを受けているだけなんです。
- どんどん刺激が強くないと満足できなくなる
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最初は「ちょっと強いかな?」くらいのマッサージでも、繰り返すうちに体が慣れてしまい、「もっと強く!」と求めるようになります。
でも、その結果筋肉や神経に負担がかかり、逆にコリがひどくなることもよくあります。
痛いマッサージを続けるとどうなる?
- コリが悪化する
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強い刺激に慣れた筋肉は、防衛反応で硬くなります。結果としてどんどんコリが強くなることに繋がります。
- 血流が悪くなる
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強すぎるマッサージで筋肉が傷つくと、血流が悪くなり、疲れが取れにくい体になってしまいます。
- 神経が過敏になり、痛みに敏感になる
-
強い刺激が続くと、神経が興奮状態になり、ちょっとした刺激でも痛みを感じやすくなることがあります。
マッサージは強くないと効かないと感じていたら…
マッサージは、気持ちよく受けられる程度の圧がベストです。「痛すぎるかも…」と感じたら、我慢せずに施術者に伝えてみましょう。
強すぎるマッサージを続けると「もっと強く!」と、どんどん刺激を求める悪循環に繋がりますので適度な圧で、心地良い程度が本当に体に優しいケア です。

一度優しい施術を試してみてください。体が楽になるのを実感できるかもしれませんよ。
まさきカイロでは「痛くない施術」を大切にしています。
当院では、「マッサージに限らず施術は気持ちよく受けられることが大切」だと考えています。
「痛みに耐える=効果がある」ではなく、適度な圧で心地良い程度が、体にとってベストなアプローチだからです。
むしろ、強すぎる刺激は回復を遅らせてしまい、本来自然に良くなるはずのものを、かえって治りにくくしてしまうこともあるんです。
ですので当院では、たとえその部分がつらいところだったとしても、無理に押したりせず、なるべく痛みを感じない方法で施術するようにしています。
「マッサージの後、いつもだるくなる…」という方は、施術の強さや時間の長さが合っていないのかもしれません。
気持ちよくしっかりほぐれる施術で、体をスッキリさせましょう。