【慢性疲労症候群】筋肉痛のような倦怠感で体が動かない症状の改善症例

筋肉痛のような倦怠感で体が動かない慢性疲労症候群の改善で来院された男性（30代/会社員）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

半年以上前から続く強い全身倦怠感。休んでも疲労が回復せず、集中力・記憶力の低下、睡眠障害（不眠と夜間覚醒）、頭痛、筋肉痛、微熱、喉の痛み、抑うつ傾向。仕事・家庭生活に大きな支障が出ている。

来院に至るまでの経緯

数年前より多忙なプロジェクトを担当し、深夜までのPC作業が常態化していた。責任感から体調不良を我慢し続けていたが、徐々に強い疲労感や思考力低下が悪化してきた。

休日も寝て過ごすことが増え、家族との時間も減少。

複数の医療機関で検査を受けるも異常なしとされ、サプリや睡眠薬も効果が感じられず、困っていたところ当院を見つけ、根本的な改善を求めて来院。

検査と所見

初回検査結果は以下の通り

検査結果の分析により悪姿勢による自律神経の乱れと判断。

施術内容と経過

姿勢改善、筋肉の緊張緩和と自律神経の安定の施術に重点を置いた。

初回

全身の構造的評価と自律神経バランスの検査。頚椎・骨盤・仙骨・肩甲骨の調整、筋肉の弛緩を目的とした施術。

呼吸法（腹式呼吸）の指導と、日常生活での姿勢・ストレッチのセルフケアを提案。

2回目～8回目/週1回ペース

週1回ペースで施術。肩甲骨～背中の筋緊張が徐々に緩和。初回後から睡眠の質が向上し、朝の目覚めが楽になったとのこと。

9回目～16回目/週1回ペース

自律神経調整（頭蓋骨・仙骨・脊柱へのアプローチ）と内臓調整を追加。集中力・思考力の回復、頭痛・筋肉痛の減少を実感。休日も少しずつ活動的に過ごせるようになったとのこと。

17回目～現在/2週に1回ペース

2週に1回のメンテナンス施術へ移行。仕事・家庭生活への支障が大きく減り、気力も回復。セルフケア・生活指導（睡眠・食事・ストレスマネジメント）を継続中。

以下ご本人のメッセージ

どこに行っても原因が分からず、回復の糸口が見えずに不安でした。自分の体の状態や原因を丁寧に説明してもらい、施術とセルフケアを続けるうちに少しずつ体が軽くなり、朝起きるのが楽になりました。

今では仕事も前向きに取り組めるようになり、家族との時間も増えました。同じ悩みの方も諦めずに専門家に相談してほしいです。

院長からのコメント

慢性疲労症候群は、単なる「疲労」ではなく、自律神経・ホルモン・免疫系のバランスが複雑に乱れた状態です。責任感が強く我慢しがちな方ほど、症状を深刻化させやすい傾向があります。

骨格・筋肉・内臓・自律神経など身体全体を包括的に調整し、自然治癒力を高めることを重視しました。今後もサポートしていきますのでよろしくお願いいたします。

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