骨盤矯正

骨盤矯正の症例報告

骨盤の歪みとは

骨盤の歪みとは、骨盤を構成している腸骨と仙骨のバランスが崩れ、前後左右に傾いたり捻じれたりしている状態を指しています。

本来、骨盤は体の土台として上半身と下半身をつなぐ重要な役割を担っていますが、この土台が歪むことで全身のバランスが崩れ、様々な不調へと繋がってしまいます。

ある企業が約4,300名を対象に行った2014年の調査によると、20歳未満の49.6％が骨盤前傾型の特徴に該当していました。一方で60歳以上では骨盤前傾型は10％未満となっており、年齢によって骨盤の状態に大きな差があることがわかります。

また、日本人全体では約80％以上が骨盤後傾型であるとされています。これは日本人が農耕民族として中腰や前かがみの姿勢で作業を行ってきた歴史的背景や、筋肉量の少なさが影響していると考えられています。

骨盤の歪みに関する認識については、「自分の骨盤が要因で不調が発生していると認識できていない人も少なくない」という報告もあり、潜在的な骨盤の歪みを抱える人はさらに多い可能性があります。

骨盤の歪みを放置すると、慢性的な腰痛や肩こりが悪化し、姿勢の乱れによって見た目だけでなく体全体のバランスが崩れてしまいます。

また、筋肉の使い方にも偏りが生じ、特定の筋肉や関節への負担も増加して変形性膝関節症や腰椎椎間板ヘルニアなどの深刻な疾患を引き起こす可能性があります。

女性の場合は特に、骨盤内の血流が悪化し、生理痛や生理不順などの婦人科系のトラブルが生じやすくなります。

さらに内臓の位置が変わることで、消化不良や便秘などの消化器系の不調に加え、自律神経の乱れにより睡眠の質が低下し、疲労感が慢性化するという悪循環に陥ることもあります。

骨盤が歪む原因

開院以来、当院には骨盤の歪みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、骨盤の歪みの原因はひとつではないということです。

骨盤の歪みを引き起こす原因として次のものが挙げられます。

骨盤の歪みは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされています。

そして、一度歪んでしまった骨盤は、さまざまな筋肉や関節に偏った負荷を掛け続け、さらに骨盤を歪ませるといった悪循環に陥ってしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

これまで改善しなかったとしても諦める必要はありません。骨盤矯正は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

他院とはここが違います

骨盤矯正は、次のようなものが一般的です。

整形外科での診断

医学的な観点では「骨盤の歪み」という状態は明確な診断基準が確立されておらず、レントゲンなどの画像検査で明らかな異常所見が認められない場合は、治療の対象とならないケースがあります。

理学療法

保険診療の枠組みの中では制約があり、患者さん一人ひとりの生活習慣や体質に合わせた、詳細な運動指導や生活改善のアドバイスまで提供することが限られる場合があります。

接骨院

接骨院は柔道整復師であり骨盤矯正の専門家ではありません。場合によっては独学の方が多いので適切な治療を受けられない可能性があります。

骨盤の歪みを改善するために

まずはあなたの骨盤が歪んでいる原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、骨盤の歪みだけにとどまらず、全身の問題と捉えて幅広い施術を行います。

当院の特徴

熟練した院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

どこへ行けば良いか分からないといった方、これまで色々な治療で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

骨盤の歪みと骨盤矯正のQ＆A

骨盤の歪みは自然に治りますか？

骨盤の歪みは、原因となる生活習慣や姿勢の問題が続く限り、自然に治ることは難しいです。時間が経てば経つほど元に戻りにくくなるため、適切な矯正と日常生活の改善、そして継続的なケアが必要です。

骨盤の歪みがある人がやってはいけないことは？

骨盤の歪みがある方は、足を組む、うつ伏せや横向きで寝る、ハイヒールの長時間使用、同じ姿勢での長時間のデスクワークなどは避けるべきです。また、無理な運動や重いものの片側持ちも歪みを悪化させます。バキバキと音を鳴らす強引な矯正も危険です。

骨盤の歪みのタイプにはどのようなものがありますか？

骨盤の歪みには主に「前後の傾き（前傾・後傾）」「左右の傾き」「開き」「捻れ」の4タイプがあります。前傾は腰が反り、後傾は腰が丸まる傾向があります。左右の傾きは足の長さの違いとなって現れ、開きは主に出産後に見られます。捻れは女性に多く見られるタイプです。

骨盤矯正は何回くらい受ければ効果がありますか？

一般的には週1回程度の施術を3ヶ月ほど続けることで効果が実感できるケースが多いです。ただし、症状の重さや歪みの程度、生活習慣によって必要な回数は変わります。

骨盤の歪みと睡眠の質は関係ありますか？

はい、密接な関係があります。骨盤が歪むと身体全体の骨格が歪み、筋肉が緊張状態になります。この緊張は自律神経のバランスを崩し、交感神経が優位になりやすくなります。その結果、リラックスして眠るべき時間帯でも体が緊張したままとなり、睡眠の質が低下します。

骨盤の歪みは整体やマッサージで治せますか？

整体やマッサージだけでは根本的な改善は難しいことが多いです。歪みの原因となる生活習慣や姿勢の問題を解決しなければ、再び歪みが生じます。効果的な改善には、適切な矯正と併せて、日常生活の改善や筋力トレーニングが必要です。

骨盤の歪みのセルフチェック方法はありますか？

壁に背を向けて立ち、後頭部・背中・お尻を壁につけた状態で腰と壁の間に手を入れてみてください。手がスムーズに入れば正常ですが、入らない場合は後傾、簡単に入りすぎる場合は前傾の可能性があります。また、鏡で左右の肩の高さを比べるのも有効です。

産後の骨盤の歪みはいつまでに矯正すべきですか？

産後は出産によるホルモンの影響で骨盤が緩んだ状態が続きます。このホルモン（リラキシン）の分泌は出産後約3〜4ヶ月で落ち着くため、この時期以降に矯正を始めるのが効果的です。ただし、あまり長期間放置すると筋肉が歪んだ状態に適応してしまうため、半年以内の対処が理想的です。

骨盤の歪みと内臓の不調には関連性がありますか？

はい、密接な関連があります。骨盤の内側には腸や子宮、卵巣などの内臓が収まっているため、骨盤が歪むとこれらの内臓の位置や血流に影響を与えます。その結果、消化不良、便秘、生理痛、生理不順などの症状が現れることがあります。特に女性は骨盤の歪みによる内臓への影響を受けやすいです。

骨盤の歪みを予防するための日常生活での注意点は？

正しい姿勢を意識すること、長時間同じ姿勢を続けないこと、足を組まない、片側だけに負担をかけないことが重要です。また、適度な運動で骨盤を支える筋肉を鍛え、睡眠時は仰向けで寝ることを心がけましょう。

骨盤の歪みで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックと骨盤矯正は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

骨盤矯正は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

2年ぶりにヨガも再開できました

家族との時間も充実しています